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ロワール地方の3つの古城巡り①/現地オプショナルツアー (My Bus 社) [旅行メモ(パリ)]

パリ3日目。
この日は日曜日なので、お店やレストランもお休みのところが多く、
何をしたらいいのか困ることもあるので、手っ取り早く1日オプショナル・ツアーに参加することにしました。

参加したのは、My Bus 社の『ロワール地方の3つの古城巡り・日帰りツアー』。
7:15 に、メトロのピラミッド駅そばの My Bus 社に集合します。
そこからバスに揺られることほぼ3時間、最初にシュノンソー城に到着です。

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代々女性が城主ということもあって、とても優美なお城です。
このシュノンソー城は、ヴェルサイユ宮殿に次いで、フランスでもっとも観光客が訪れる城だそうですよ。

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ロワール川の支流のシェール川に浮かぶようにして建つことから、
水辺に羽を休める白鳥のようだと言われています。

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お城の中に入ると、まず『護衛兵の間』があり、暖炉に火が入っていました。
この日はお天気が変わりやすく、晴れていても風は冷たかったし、
時々は小雨がぱらついてとても寒かったので、暖炉の暖かさが嬉しかったです。

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『護衛兵の間』から、聖母マリアの像が上に据えられた扉を通って礼拝堂に入ります。

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もともとのステンドグラスは1944年の爆撃によって破壊され、
このステンドグラスは、マックス・アングランの1954年の作品だそうです。
私はあまり宗教画が好きではなく、ステンドグラスも同様なのですが、
このステンドグラスはあまり重苦しい感じがなく、トランプの絵札のような軽やかな雰囲気が好きです。
マックス・アングランはルネ・ラリックのようにパリで活躍していたアール・デコの芸術家のひとりなので、
宗教色より装飾としてのデザインが勝っているせいかも知れません。

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国王アンリ二世の愛妾だった、『ディアーヌ・ド・ポワティエの寝室』。
1559年にアンリ二世が亡くなったあと、王妃であるカトリーヌ・ド・メディシスは、
ディアーヌをこのシュノンソー城から追い出し、そのかわりにショーモン・シュール・ロワール城を与えたとか。
正妻が愛人を追い出したわけですが、代わりに与えたショーモン・シュール・ロワール城も美しい城なので、
そうひどい話ではなさそうなのですが(^^;)

ところで、このお城ではあちこちに生花が飾られていて、こういうところも城主が女性だったことを偲ばせます。

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『ディアーヌ・ド・ポワティエの寝室』のから細い通路を通って、ギャラリー(回廊)に出ます。
シェール川の上に跨る橋をベースに、このギャラリーを建設させたのは、王妃カトリーヌです。
ここは壮麗な舞踏会場でした。

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シェール川の川床には厨房と、それに続く配膳室・食堂が配置されています。
ちょっと作り物めいた感じですが、『こんな感じだったんだな』という雰囲気は掴めますね。

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食糧棚。
中央の時計も素敵だし、木の感じがとても良いです。

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『ルイ十四世のサロン』
ルイ十四世は、1650年7月14日にシュノンソー城を訪れました。
それはともかく(笑)、私はこの真ん中の肖像画の女性がなんだか好きです。
生花のアレンジメントも、いろいろある中でこれが一番気に入りました。

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この居室は、カトリーヌ・ド・メディシスの二人の娘と、三人の義理の娘を記念して、
『五人の王妃の居室』と名付けられました。
5人もの娘たちが、みんな王妃になったなんて、すごいことですね。
この部屋でも暖炉が燃えていました。暖炉はルネッサンス様式だそうです。

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各時代のシュノンソー城の素描と版画のコレクションが展示された、『版画展示室』。
シェール川に向かっている奥の展示室では、柔らかな光が差し込み、とても優しい空間になっていました。
窓ガラスに嵌め込まれた細工も素敵です。

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一番印象的だったのが、この『ルイーズ・ド・ロレーヌの居室』。
女性、しかも王妃の居室なのに、『黒』を基調とした暗い部屋。
それもそのはず、ルイーズは夫であるアンリ三世が暗殺されたあと、
当時の宮廷のしきたりに従って白い服をまとい、シュノンソー城に引きこもりました。
彼女は寡婦遺産を受けて細々と生活し、読書、慈善活動、祈りを日課とした地味な毎日を送ったそうです。
『白い王妃』と呼ばれた彼女の逝去後、シュノンソー城は王族の居城としての役目は果たしていません。
この城に住み暮らした、最後の王族というわけですね。

ツアーと言うことで時間が限られていて、隅々まで見学することは叶いませんでしたが、
このお城は庭園も見事です。

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(公式ホームページより)

暖かい季節のお天気の良い日なら、庭園を散策するのも素敵でしょうね(=*^-^*=)
ヴェルサイユのような豪華絢爛なお城も良いですが、
こんな可愛い、美しいお城が見られて良かったです。
私には、温もりを演出するのに生花のアレンジメントがとても効果的に思えました。
あと、厨房とか食堂とかはヴェルサイユでは見られなかったと思いますが、
こういうものを見ると、ここに『生活』があったんだと実感できました。

さて、そろそろお昼どきなので、昼食のレストランに向かいます。

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『Café Marly 』 も再び/ルーヴルで夕食を [旅行メモ(パリ)]

私はあまりチャレンジ精神がありません(笑)。
なので、新しいレストランをあれこれ試してみるよりも、
気に入ったお店に何度も行くことが多いです。
ブログ的には、同じような記事の繰り返しでまったく面白くありませんが、
なんとかお付き合い下さい(^^;)

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というわけで、ディナーは6年ぶりに『Café Marly』 に再訪しました。
場所はルーヴル美術館のリシュリュー翼、あのガラスのピラミッドの前にあります。
回廊の席ならガラスのピラミッドを眺めながらお食事が出来るとあって、なかなか人気です。

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これは6年前に訪れたときの写真。これで19時くらいですが、まだ明るいですね。
わざわざ予約の段階で、『ガラスのピラミッドの前の席を』とお願いしていましたので、
食事をしているうちに暗くなって、綺麗なライトアップが楽しめました。

ただ今回は、アウトサイドの回廊の席に座るには寒すぎたので、
エレガントな室内のテーブルに。

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窓越しに、ガラスのピラミッドもちょっと見えました[目]

さて、お料理です。
前回訪れたときはフランス語のメニューしかなくて、
イケメンのギャルソンが英語に訳してくれるのを必死に聞き取ってオーダーしたものです。
なので、今回はネットでメニューを探し、それを翻訳ソフトを使ってプリントアウトしていきました[手(グー)]
もっとも、あんまりうまく翻訳出来ないんですよ。
ただでさえ翻訳ソフトって不自然だったりするし、また、お料理って不思議な名前が付いていたりするんですよね。
例えばクッキーの『ラング・ド・シャ』だって、訳せば『猫の舌』だし。
猫の舌って言われても、普通、クッキーだとは思わないでしょ?(^^;)

でも、そんな心配は杞憂で、今回は英語のメニューがありました[手(チョキ)]

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前菜のつもりで頼んだ、チキンの春巻き、タイ・バジル添え 19€

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仔羊のロースト  
レシートを見ると32€ になっているけど、6€ のサイドディッシュを2つ頼んでいるので、
これだけなら20€なのかな?

その、頼んだサイドディッシュは・・・

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ハーブとメスクランのサラダ。
そして・・・

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purée « tradition » とってもクリーミーで、ほんのり甘いマッシュポテト!
6年前にこれを食べて、ぜひもう1度食べたいと思ってました(≧▽≦)
やっぱり、美味しい~。

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妹が頼んだタルタル 25€
他にエビアンとカプチーノを2つ頼んで、お会計は全部で98.50€ 。

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今回はルーヴル美術館の中には入りませんでしたが、
せめてガラスのピラミッドくらいは見ておかないと(笑)。
美術館のほうも、今度はもっとゆっくり見て回りたいです。
特に、前回あまりよく見られなかった彫刻とジュエリーあたりを重点的に!(^^)

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『La Cuisine de Bar』、再び/ポワラーヌのパンで朝食を [旅行メモ(パリ)]

翌朝、妹がホテルに到着。
一休みした後に、ちょっと遅めの朝食に出掛けます。

行先は、サン・ジェルマン・デ・プレの『La Cuisine de Bar』(ラ・キュイジンヌ・ド・バー)。

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お隣はカンパーニュ(田舎パン)で有名なパン屋さん、『Poilâne』(ポワラーヌ)。
そのカンパーニュを使ったタルティーヌを食べられるお店なんです。
ともかくタルティーヌが美味しい!しかもセット・メニューで14.50€ と、お値段も(パリにしては)お手頃。
2年前に来たときにすっかり気に入ってしまったので、再訪しました。

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柔らかく太陽の光が入って明るい店内。
10:00頃という中途半端な時間だったせいか、空いていて寛げました。

セット・メニューは、好きなタルティーヌが選べ、
サラダ、 赤か白のグラスワイン、またはお水(ガス入りorガスなし)、カフェが付きます。

さらに今回は、サラダかスープを選べるようになっていました。

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なので、私はサラダを、妹はスープを選びました。
どちらにも、カンパーニュ・パンが一切れ、添えられています(^^)
お酒が飲めない私たちなので、飲み物はガス入りのお水にしました。

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タルティーヌ。
私はトマト&モッツアレラ、妹はサーモン・フュメ。
2切れほど交換して頂きました。

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そして、最後にカフェ。
同じくポワラーヌで作られているスプーンの形をしたクッキーが付いています。
このクッキーもバターの味が濃くって、美味しいですよ~。

前回も、お隣のポワラーヌへ寄って、このクッキーをお土産に買いました。
しかし、ポワラーヌで販売されているものは、紙製の小さな箱に入っていて、個別包装はされていません。
湿気の少ないパリなら良いのですが、日本に持ち帰ったとたん、湿気てしまうのが難点でした。
そのため、東急ハンズで買った食品用乾燥剤やラップを持って行ったりしたのですが・・・。

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今回は、なんと!個別包装されているものが売られていました~(≧▽≦)
普通の(?)が 6.70€、『PARFUMEE』と書かれているものが 8€。どちらも16本入り。
『PARFUMEE』というのは、香り高い、という意味なのでしょうか?
バターの量が違うのかも知れませんが、ちょっと甘みが抑え気味で、
私的には『普通』のほうが美味しかったです(^^;)

ゆっくりと食事をして、その後はサン・ジェルマン・デ・プレ付近で買物をしました。
買ったもののご紹介は、旅行記の最後のほうでまとめてする予定ですが。

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『ザ・コンランショップ』で見かけた、すっごく可愛いランプ・シェード。
いや、こんな大きなもの、買ってないですよ(^^;)
でも、欲しかったな~、これ。

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小鳥がたくさん、とまってるんです[揺れるハート]

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こちらは、『ル・ボン・マルシェ』の食品売り場。
なんてカラフルなトマトたち!

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そして、真っ白な、ナス。
きっと日本にもあるのでしょうけど、少なくとも私が行くスーパーには、ない!

見慣れない食品があって、外国のスーパー(『ル・ボン・マルシェ』は、デパートだけど)は面白いなぁ。

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オリーブ・オイルに凝っているという妹のお目当てのお店、『プルミエール・プレッション・プロヴァンス』。
南仏を中心に、フランス国内の小さなオリーブ農家と提携し、
高品質のオイルだけを販売するオリーブ・オイル専門店だそうです。

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何気ないけど、おしゃれな店内。こーゆーお店に入ると、『パリだわ~♪』という感じがします(笑)。

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初めてのアップグレード!しかし…/成田→パリJAL405便 [旅行メモ(パリ)]

先月、妹とパリに行ってきました。
私はパリ4度目。妹も似たようなものなのですが、彼女のパリ行きは仕事がらみで、
話を聞くと、ほとんど観光はしてないそうです。
じゃあ、観光してみる?ということで、
非常にベタな、『初めてのパリ/モデルコース』みたいな仕上がりになりました(^^;)
いや、マジで σ( ̄。 ̄) これから初めてパリへ行かれるかたとかに参考にして欲しいです(笑)

行きは、11:00 成田発 JL405便。
JALのカウンターでチェックインしようとしたら、

『本日、エコノミークラスが満席でございますので、
ビジネスクラスでもよろしいでしょうか?』

という、待ってました~!のありがたいお言葉。
実は私、飛行機でのアップグレードは初めてなんです(≧∇≦)
しかも、JL405便はSKY SUITE 777 なので、
全席通路アクセスの、個室のようなフルフラットシートを体験できるのね!と喜んだのもつかの間、
『大変失礼しました。ビジネスではなく、プレミアムエコノミーでした』と。
そりゃあ、そうよね~(>_<) 
もちろんプレミアムエコノミーでも十分有り難いのですが、
一度『ビジネス』と聞いてしまうと、ハンパないがっかり感(笑)。
罪なコトするわね~(^^;)

ともあれ、プレミアムエコノミーはサクラ・ラウンジが使えるので、サクラ・ラウンジへ。

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実は、このアップグレードがなくても、私はサクラ・ラウンジに入れたのでした。

上級会員に配られるサクラ・ラウンジのクーポンは、毎年3月末に期限切れになるため、
この時期、使われなかったクーポンがオークションに安価で出回ります。
私はフライトの時間が早いので、ラウンジにいられる時間はあまりなかったのですが、
同じ日の深夜、羽田からパリ入りする妹が、
福岡(福岡在住)から羽田に着いたあと、3時間も乗継ぎ時間があるというので、
このクーポンをオークションで2枚手に入れていました。(なので、私の分は無駄になりました~)
ちなみに落札金額は、1枚¥930。
通常、¥5,000くらいで取引されているので、
3月中頃~末頃にJALに乗る方で、『ラウンジを試してみたい』という場合は、
3月に入るとオークション価格がぐっと下がりますから、チャンスです。

ラウンジに入ると、すごく混んでました[あせあせ(飛び散る汗)]
これは早めに席を取っておかないと!と、ダイニングスペースの2Fに移動。

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これが正解で、10:00を過ぎた頃には席を待つ列が出来ていたみたいでした。
人気のビーフカレーは提供時間が早まって10:00からとなったので、そのせいもあると思います。

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うん、相変わらず美味しい[手(チョキ)]
『Soup Stock TOKYO』のとうもろこしとさつま芋のスープと一緒に。

10:30には搭乗が始まるので、ゆっくりはしていられません。
サテライトのゲートに向かうと、なんだ、サテライトにもサクラ・ラウンジがあるんですね。
こちらは空いていたので、こちらに来れば良かった~。

さて、それでは機内へ。

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プレミアムエコノミーのシートです。
昔のビジネスクラスみたいですね~。

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YAPさんのマネをして(笑)、足元チェックをしてみました!
あまりうまく伝わらない写真ですが、身長162cmの私が足を伸ばしてもOKなくらいゆとりがあります。
レッグレストと、3段階に調節が可能なフットレストも付いていて、足元はほとんど文句ありません。
ただ、リクライニングの角度が小さかったのが惜しいです。
もうちょっとリクライニング出来ると嬉しいなぁ。

この日は向かい風が強くて、通常12時間半のフライトが13時間以上になったので、
足元が広いプレミアムエコノミーは本当に助かりました。
ですが、アップグレードしたさいに、通路側の席から窓側の席になってしまい、
隣に座ったビジネスマン風の男性が、ずっとテーブルを出してパソコンを広げているのには閉口しました。
もちろん、パソコンを使っているのなら仕方ないですが、ただ広げているだけ(笑)。
一応、仕事らしきエクセルの画面を立ち上げているものの、いたずらにスクロールしているか、
ついには広げたまま寝てしまいました。
これではトイレに立ちたくても、またぐこともできません。
この機材、SKY Wi-Fi(有料)をはじめ、PC電源、USBポートと、電子機器にも充実の対応です。
なので、お隣はPCのコードだけでなく、音楽でも聴いているのかシートに備え付けのヘッドフォンのコード、
さらにUSBポートからもスマホのコードと、コードだらけ(笑)。
これらのコードをひっかけずに通路に出るのも大変そうなので、
この人が立つときに同時に立つしかないな、と思っていましたが、これが全然、立たないんですよ~(>_<) 
足元が広いのもいいですが、やっぱり『長距離フライトは通路側』を肝に銘じました!

機内食はエコノミークラスと変わらないので、たいしたことはありません。

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(昼食)
チキン南蛮と和風カレー または ポークのクリームシチュー&ペンネトマト
エッグベネディクト風サーモントラウト添え
ホキフライの黒酢掛け 彩り野菜添え
フレッシュサラダ ドレッシングとディッピングソース
フルーツ プレミアムアイスクリーム(ハーゲンダッツ)

カレーはラウンジで食べたので、ポークのクリームシチューにしましたが、
ペンネがあまり美味しくなく、かなり残してしまいました。
それほど空腹ではなかったせいかも知れません。

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(間食)
ANTIQUE JALオリジナル“とろなまドーナツ”
アボカドチーズパン

世界初!新食感!
名古屋発、「とろっ」とした食感がたのしいアンティークのとろなまドーナツ

と、JALのサイトに書いてありましたが。
う~ん…。それほどでも…。

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(ご到着前に)
AIRモスバーガー モス野菜
レタス、トマト、オニオン、キャロットソース添え
マンゴープリンと林檎プレザーブ

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自分でバンズの上に野菜をのせ、ソースをかけて、パティを挟みます。
面白いといえば面白いのですが、狭くて揺れるシートでこれをやるのは、正直、面倒だな、と思いました。

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そうこうするうちに。

『翼よ! あれが巴里の灯だ』という映画がありますが、
さしずめ、『翼よ! これがパリの街だ』という感じでしょうか。
街というより、畑とかだけど(^^;)

次回は、ホテルのご紹介です。

(備忘録)
機内で観た映画
『ゼロ・グラビティ』
『それでも夜は明ける』
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最後に大失敗 ( >_<) /シャルル・ド・ゴール空港での免税手続き [旅行メモ(パリ)]

わりと万事順調にいった今回のパリ旅行ですが、
最後の最後に大失敗してしまいました(>_<)

帰国便は13:30発のJL5054 、エール・フランスとのコードシェア便です。
早めにチェックアウトして、到着時と同様、エールフランスバスを利用して空港へ向かいます。

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なんていっても、ホテルの目の前がバス停。便利です!

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綺麗で快適なバスで、空港まで楽々でした。

空港に着いたのが10:00くらいで、フライトまで3時間半もあります。
ゆっくり買い物でもするつもりだったのですが…

私もTちゃんも、免税手続きするものは手荷物にしていました。
なので、まずはエール・フランスのチェックインカウンターでチェックイン。
近くにJTBのツアーで来ている人たちがいて、添乗員さんが、
『免税手続きをする人はもういませんね?! チェックインしちゃいますよ!』と、
何度も念を押している光景を目にしていたので、
その長蛇の列が免税手続きの列だということは、なんとなくわかっていました。

しかし、私たちは間違った方向に旅慣れてしまっていたのです(笑)。

エール・フランスのチェックインでかなり並び、セキュリティー&出国審査で並び…。
ようやく免税店があるエリアまでやってきました。
そう、私たちはここで免税手続きをするつもりだったのです。
過去、イタリアでもロンドンでも、免税になる品物を手荷物にさえしておけば、
このエリアで免税手続きが出来ました。
たいていの人は、免税になる品物をスーツケースに入れる(手荷物にはしない)ので、
こちらのほうが空いてるし。
EU加盟国では、最後に出国する空港で免税手続きをすることになっていて、
パリ乗り継ぎで日本へ帰る人だっているはずです。
当然、このエリアでも手続き出来ると思っていたんですが…

出来ませんでした orz

何人かの人に聞いてみましたが、
『免税手続きが出来るのは、外(出国前)だけよ』とのこと( ̄ロ ̄|||)
搭乗まであと2時間。なんとかなるでしょうか?

もう出国してしまっているので、再び入国するために、今度は入国審査の列に並びます。
パスポートには、同じ日付けで出国のスタンプがあるので、
入国するのに、もっとあれこれ聞かれるのかと心配したのですが、
『TAX REFUND 』と言うと、はいはい、という感じで通してくれました。

なんとか外には戻れました。でも…

税関職員のやる気の無さから列はいっこうに進まず、とうとう搭乗まであと1時間に。
Tちゃんの免税額は150€ちょっと、私の免税額は90€程度です。
諦めるにはちょっと惜しい金額ではありますが、
これで飛行機に乗り遅れてチケットを買い直すようなことになれば大損なので、
免税手続きは諦めて、今度はさらに長くなったセキュリティー&出国審査の列に並びます。
『もう乗り遅れるんじゃないか?!』という不安と戦いながら、
いっこうに進まない列に並んでいるのは、まさに苦行でした。

結果、ホント~にギリギリで機内に滑り込むことが出来ました。
そんなわけで、空港では1枚の写真も撮れませんでした。そんな余裕、ないって(^^;)
それにしても、私たち二人揃って、免税手続きのこと調べてなかったんですね。
なまじ何回か免税手続きをやったことがあるので、わかった気になってました。
そのうえ、『出国後エリアのほうが空いてるから~』なんて、通ぶったところが笑止千万です[パンチ]

なんとか機上の人になってほっとしていると、機内食の時間です。

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マスタード風味のトマトクラフティ
鶏肉のスイートスパイス風味
セモリナ、にんじん
カマンベールチーズ
フレッシュパイナップル
レッドカラントとラズベリーのクランブル

美味しくありませ~ん!!!!(>_<)
美食の国、フランスのキャリアなんだから、と期待してたんですけど。

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到着前の軽食。
パンとハムとチーズという、シンプルな食事。
ただ、温かい飲物にホット・チョコレートがあって、
これは美味しくておかわりまでしてしまいました。

みんなが寝静まっている頃、アイスクリームが配られたのですが、
最初、添乗員さんが配っていたので、ツアーの人のみなのかと思っていたら、
後になってCAさんが配りだしました。
どうも、添乗員さんがCAさんに交渉してアイスを配りだし、
それを見た他の乗客が『私も!私も!』と言い出したので、しかたなく(?)CAさんが配りだした、
という感じです。
寝ていた人はしかたないにしても、配られなかった人もずいぶんいたみたいで、
やはり外国キャリアは、至れり尽くせりの日本のキャリアとは違うんだな~、と思いました。
私も、ギャレーまでもらいに行ったんですから。

ついでに、行きの(成田→パリ)の機内食も。

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スパイシーチキン、ポテトサラダ
カントリー風牛肉のソテー
ペンネパスタ、グリーンピース
チーズ、レモンケーキ

これはまあまあ美味しかったんですけど、
グリーンピースが多すぎます!(グリーンピース、嫌いなので 笑)
あと、バスケットを差し出され、中に入ってるパンを『手づかみで取れ』、というのはちょっとビックリ。

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フレッシュサラダ
蟹のパテ、舌平目のパン粉焼き
ポテトサラダ
チーズ、フルーツサラダ

これが『ディナー』ですよ(^^;)
今度はパンが包装されてましたけどね(笑)

これで私のパリ旅行記は終了です。
長いことお付き合い頂き、ありがとうございました。
みなさん、素敵なクリスマスを[手(パー)]

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La Maison de l'Aubrac (ラ メゾン ド ロブラック ) /エミトラベルのグルメ・アラカルト [旅行メモ(パリ)]

ひとつ前の記事にも書きましたが、ヨーロッパでは日曜休業のお店が多いです。
本当は、バカラのディナーを、パリ最後の夜になるこの日にセッティングしたかったのですが、
バカラのレストランも日曜休業。他の日に替えるしかなかったのです。
そんなわけで、パリ最後の夜にディナー難民になって、ウロウロするのは嫌。
最終日ともなれば、私たちのこと、疲れからお店探しもなげやりになるに決まってるし(^^;)

なので、ここは無難に、『エミトラベル』のグルメ・アラカルトを申し込んでおきました。
要は、『レストラン・バウチャー』です。
『エミトラベル』は現地オプショナルツアーなどを扱う会社で、
ここと契約のあるレストランなら、予約は『エミトラベル』が代行してくれます。
支払いは全額前払いなので、予算もわかりやすい。
日本語メニューから、好みの前菜・メイン・デザート・ドリンクを選ぶシステムです。
選択肢は少ないので自由度はないですが、日本人シェフが選んだというからには、
日本人向けの、ハズレのないメニューなのかな、と。

これでも午後8時過ぎ。なかなか日が落ちないパリの秋。

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シャンゼリゼ通りからも近い、パリ8区にある『La Maison de l'Aubrac』(ラ メゾン ド ロブラック )
お肉料理が中心のフレンチ・レストランという話でしたが、
フレンチというより、まんまステーキハウスでした。

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もちろん、このお店を予約する前に、ネットで口コミを調べました。
そしたら、なかなか評判良かったんです。
その証拠に、席はすでにほぼ満席。

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さて、気になるお値段は、
前菜・メイン・デザート・グラスワイン・食後のコーヒーが付いて1人¥6,700。
グラスワインはミネラルウォーターに替えられます。

私が選んだ前菜。

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野菜が不足してきてるな~、と思ってオーダーしたんだけど、
この葉類、ちょっと苦かった[バッド(下向き矢印)]

ところで、やっぱり限定されたメニューというのはイマイチでした。
このお店は良い牛肉を扱っていることが自慢で、看板料理は、もちろん牛肉のステーキです。
それなのに、選べるメニューの中に牛肉はなく…

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しかたないので、チキンをチョイス。
味付けは悪くないんだけど、牛肉が食べたかったなぁ。

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Tちゃんが選んだメインは羊肉。
さすがにお肉は柔らかかったそう。

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私の選んだデザートはクリームブリュレ。かなり甘め。

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酸っぱいもの好きのTちゃんは、『ベリー』に惹かれて、これをチョイス。
ヨーグルトだったか、ババロアだったか?今では、もう覚えていません(笑)

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食後のカフェ。

印象としては、『これで¥6,700は高い!(>_<) 』です。
でも、周りのテーブルを見ると、本当に美味しそうなので、
これはレストランのチョイスが悪かったというより、
『エミトラベル』を通したのが悪かったみたい。
たとえフランス語と戦うことになったとしても、やはり正攻法でお店に行けば良かったです(^^;)

あと、このお店、本当に人気店のようで、とても混んでいました。
よって、お水をもらうにしても、お会計をしてもらうにしても、非常に待たされます。
おまけに、無理やり席を作っているような感じで、とても狭い。
テーブルを動かさないと席を立てないので、誰かが席を立つときは、
周りのテーブルの人も協力して、みんなでテーブルを動かします。
まぁ、そういうのも面白かったですが、ちょっと落ち着かないかな~[あせあせ(飛び散る汗)]

すっかり暗くなったパリ最後の夜。

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ホテルに戻って、パッキングをして、明日は帰国です。

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おのぼりさん、エッフェル塔にのぼる!(リベンジ編) [旅行メモ(パリ)]

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前回パリに行った2008年にもエッフェル塔には上っていますが、
このときは、あまりの長蛇の列にエレベーターを諦め、階段で上りました。
なので、第1展望台どまり。

  そのときの記事はコチラ→ http://o-sama-to-hawaii.blog.so-net.ne.jp/2008-05-04#more

今回こそは、なんとしても最上階に[手(グー)]
というわけで、営業開始の9:30より1時間近く前の、8:40に行ったのですが…

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すでに結構な行列が。

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あ~、相変わらずレースみたいで綺麗だな~。
これが鉄骨で出来ているなんて!(@_@)

意外に、と言ったら失礼ですが、時間通り9:30に営業が始まりました。
『海外は、とかく時間にルーズ』というイメージがあるので、
日本では当たり前のことが、海外ではミョーに嬉しい(笑)。

実は、エッフェル塔の公式サイトでエレベーターの予約が出来るのですが、
この時期、メンテナンスか何かで、エレベーターが全機動いていないらしく、
予約は受け付けていなかったのでした。

そんな訳で並ぶしかなかったのですが、早くから並んだ甲斐あって、
営業が始まると、すぐに最上階まで上れました。

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シャン・ドゥ・マルス公園側。
前回は、こちら側から歩いて来たんでした。

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反対側。セーヌ川を渡ると、シャイヨ宮。
今回は、こちら側から来ました。

エッフェル塔自身の影が写っているのがわかりますか~?

それにしても、このシースルーのエレベーターは、
高所恐怖症の私にとってはかなり怖いです。
なるべく外を見ないで乗っていたのですが、
地上近くになったので、恐る恐る見てみると…

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こんなものを見つけました。
メンテナンス・スタッフの“人形”です。
他の人は、案外これに気が付いてなかったみたいで、
私が写真を撮っているのを覗き込んで、気が付いたようでした。

さて、完全に地上に降りて(笑)、
もうひとつやりたいことが。

南塔に郵便局があるので、ここからハガキを出します。
郵便局といっても、自動販売機がひとつ、コーヒーテーブルがひとつあるだけの小さなスペース。
絵ハガキは買ってあったし、宛名等も記入しておいたので、

まずは切手を購入。

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日本までは0.89 € ですね。
切手を自動販売機で購入し、左手にある投函口に投函します。

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絶対にこの投函口から出しましょう。
外に出て、普通のポストへ出してはいけません。
なぜなら…

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この投函口から出された手紙だけ、エッフェル塔の消印が押されるからです。
ガイドブックなどでは、切手もエッフェル塔のデザインの記念切手が買える、
と書いてあったのですが、
残念ながら、なんのデザインもない、普通の(かなり大きいサイズ。シール式です。)
切手しかありませんでした[バッド(下向き矢印)]

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やっぱりいいなぁ、エッフェル塔。
また来られるといいな(=*^-^*=)

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Baccarat(バカラ)で夕食を /CRISTAL ROOM [旅行メモ(パリ)]

ディナーの予約は、20:00に、ここへ入れておきました。

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『ティファニーで朝食を』…じゃなくて、『バカラで夕食を』です。

優美なクリスタルでお馴染みのブランド、バカラ。
凱旋門からもほど近い『バカラ・メゾン』には、美術館、ショップ、
そしてレストランが併設されています。
ネットで口コミを調べたところ、少し前までは、予約が取り難いことで有名でした。
それも、よくある『混んでいて空きがない』というより、
『電話がつながらない』『ともかく、電話に出てくれない』という理由だったようで(^^;)
でも、今では、ネットで簡単、オンラインブッキングが出来ます(^^)v

ホテルから、歩いて15分くらいでした。
20:00だというのに、こんなに明るいです。

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エントランスから入ると、この赤いカーペットに導かれて…

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この階段を上っていきます。

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階段を上って右手に、バカラのレストラン、『CRISTAL ROOM』があります。

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写真の真ん中に写っているドアが入口です。
使われるグラス類は、もちろん全てバカラ。
シャンデリアも美しく、優雅な雰囲気で食事が出来ると人気のレストランです。

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この赤いグラス、欲しいなぁ[揺れるハート]

もちろん英語が通じますし、メニューも英語でした。
二人とも、Five-course tasting menu 109 € をオーダーしました。

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JALのファーストクラスで、アミューズとして出されたものに似ていました。
私たちのテーブルを担当してくれた女性は、『LES OMBRES』とは大違い、
とても感じの良い女性で、この品がお醤油味のような気がしたので、
『ちょっと日本料理みたいね』と言ったら…

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次なるこのお皿を、
『これは完璧なフレンチよ[るんるん]
と言って、サーブしてくれました。

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そしたら、次のお皿がコレ。しめ鯖のキャビア添え?
なんとなく、これも日本的だわ~(笑)

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見た目も可愛いひと皿。真ん中のは白身魚です。
一応、素材とか説明してくれるのですが、もともとが英語だし、
もう2カ月以上前の話ですから、詳しいことはゴメンナサイ(^^;)

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お肉もこの量だと、コースでは嬉しいですね。
一皿一皿は、ハーフポーションよりも少ない感じですが、
この辺になると、けっこうお腹いっぱいです。

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デザートは、スフレ、ミルフィーユ、チョコレートケーキの盛り合わせ。
ちょっと待って、これって6皿目じゃない?Five-course って、5皿じゃないの~?
なんとか、完食!って、思ったら…

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食後にカプチーノを頼んだら、またお菓子が(笑)。

コース料理二人分とカプチーノ2つ、それにエビアンが1本で、お会計は241 € 。
ご馳走さまでした

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おっと、まだこの階段を下りる訳にはいきません。
お食事をすると、バカラ・ミュージアムに無料で入れるんです。
とはいっても、夜の22:00。ミュージアムはとっくに閉館しているみたいですが、
先ほどの感じの良い女性、『どうぞ、好きなように見ていってね』って。

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この先に、眩いばかりのクリスタルが。

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スタッフも、他のお客さんもいなくて、まさにやりたい放題。
本来、写真撮影禁止のはずですが、撮り放題でした。

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シャンデリアはさすがの輝きですね。
こんなの、どんなお部屋に似合うんだろう~?

さらに、最後はココへ行ってみて下さい。

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万華鏡のようなお部屋。ライトが紫に見えますが、実際は赤なんです。
どこだと思います?

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はい、トイレです。
噂には聞いていましたが、それでもインパクトありました(@_@)
鏡張りなので、個室のドアがなかなかわからないんですよ。

口コミでは、『バカラという名前と雰囲気だけで、味はイマイチ』
というような意見がちらほらあったので、ちょっと心配していたのですが、
私たちはとても美味しく頂きました。
見た目も美しく、量も女性向きだと思います。(男性には、ちょっと足りないかな~)
スタッフも、思ったよりずっとフレンドリーで寛げました。

ホテルへ帰ろうと、外へ出たら…

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エッフェル塔の“スパークリング・ライト”[ぴかぴか(新しい)]
パリは、思わぬ所から、大好きなエッフェル塔が見れるので、嬉しいです

ホテルへ戻って、本日終了。





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hydeの真似して ノートルダム寺院に上る! [旅行メモ(パリ)]

毎度お馴染み(いや、たった2回目だから ^^;)、旅先でhyde の真似をするシリーズです(笑)。

   関連記事: HYDEの真似してダイヤモンドヘッドに登る!
           → http://o-sama-to-hawaii.blog.so-net.ne.jp/2011-07-07

ルーブルを後にして、今度はノートルダム寺院に向かいます。
ここもミュージアム・パスで入れます。
寺院に入る行列が出来ていましたが、そんなに待つことなく、20分位で中に入れました。

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ゴシック建築を代表するノートルダム寺院

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内部は、中世の森をイメージしていると言われています。
等間隔に並んだ円柱が大木、
ステンドグラスを通して入ってくる光を、木漏れ日に見立てているのでしょうか。

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とても荘厳華麗な雰囲気です。
そして、一番の見ものはなんといってもバラ窓でしょう。
バラ窓というのは、ステンドグラスで造られた円形の窓のこと。
ノートルダム寺院には3つのバラ窓があって、
入って左手に見えるのが、北のバラ窓。右手に見えるのが、南のバラ窓。
振り返って、入口の上に見えるのが、西のバラ窓です。

こちらが北のバラ窓。

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中央には、聖母マリアと幼いキリストが描かれています。

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ところで、私がこのノートルダム寺院を訪れた最大の目的は、
ラルクの『REAL』というアルバムのジャケットになった、ガーゴイルに会うため。

コレです↓

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メンバー達も、2008年のパリ公演のさい、このガーゴイルを見に行ったそうなので、
ぜひ、私もこの目で!

   関連記事: TOUR2008 L'7 Trans ASIA via PARIS 6/1 TOKYO DOME 
           →http://o-sama-to-hawaii.blog.so-net.ne.jp/2008-06-03#more
           (LIVEレポですが、このときのMCで、喋っています)

…と張り切ったのはいいのですが、この後が大変でした。
寺院を出ると、建物の脇に、長い、長い行列が。
この列こそ、ガーゴイルたちがいる、塔の上にのぼるための列だったのです。
なんと1時間半並びました。

待ち時間に撮った、塔の外壁の写真。すでに異形のモノがちらほら。

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やっと順番が来たと思ったら、そこから狭い螺旋階段を387段のぼります。
もう、息は切れるし、膝はガクガクだし(笑)。
そうして、ようやくガーゴイルたちがいるところまで辿り着きました。

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ちなみに、もともとガーゴイルは装飾を施した雨どいで、
その姿かたちから魔除けの意味を持っています。

高所恐怖症のくせに、よくこんな所まで(笑)。
遠くにエッフェル塔も見えます。

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さて、ここまでして探しにきた例のガーゴイルですが…。

会えませんでした。[バッド(下向き矢印)]

通路の所々にパイプ椅子に座っているスタッフがいるので、そのスタッフに、
わざわざ持って行ったCDを見せて、『Where can I find this one?』と聞いてみました。
すると、ある方向を指差しながら、『But, you can't access there』と言われてしまいました。
どうも全てのガーゴイルが、見学コース上から見えるわけではないようです。

確かに、行かれない場所にもガーゴイルがいっぱいいる。

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ガーゴイルたちがいるこの場所を、
『キマイラの回廊』または『シメールのギャラリー』ともいいます。

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ああ、このガーゴイルに会いに来たのになぁ~。

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ジャケットの裏面はこんな感じ。
この連中にさえも会えなかった orz

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ラルクのメンバーは、さすがに特別扱いで、一般には見学できない所にも入れたのでしょうねぇ。(;-_-) =3

まっ、上ってきた甲斐はありました。
絶景ですよ~。

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Tちゃんとの待ち合わせもありますし、そろそろホテルに戻ります。
ちょっとだけ時間が余ったので、ホテルへ戻る前に凱旋門にも上りたいと思っていました。
凱旋門もミュージアム・パスで上れるし、何と言っても、ホテルはすぐそこですから。

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つくづく私は甘ちゃんのようです。(>_<)
凱旋門に上れるための列もハンパなく、とても『余った時間』で上れる状態じゃありません。
きっぱり諦めて、ホテルに戻りました。

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ルーヴルで昼食を / ルーヴル美術館 ② [旅行メモ(パリ)]

ランチは、館内にある『カフェ・リシュリュー』で。
ランチが始まったばかりの時間だったので、ガラスのピラミッドを正面にした、
なかなか良い席に案内されました。

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写真にも写っていますが、ガラスのピラミッド前には、入館待ちの長い行列が(@_@)
早く来て良かった~(^^;)v

ここでは、クラブ・サンドイッチのセットを頂きました。

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飲み物が付いて、27.80 €
このカフェは、前日お茶した『アンジェリーナ』の経営のようで、とても美味しかったです。
特に、添えられているポテトチップス(色からして、紫芋なのかな?紫芋もポテトには違いないし)、
かすかに甘みがあって絶妙です(=*^-^*=)

お腹いっぱいになって元気が出たので、もう少し見て回ります。

ナポレオン三世の居室です。居室と言っても1部屋ではなく、広間・食堂など、
いくつにも分かれているのですが。

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こちらは大広間。シャンデリアが豪華絢爛[ぴかぴか(新しい)]
手前に綱が張られていて、そばに行くことも出来ませんが、フカフカ(そうな)のソファに座ってみたい!

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こちらは大食堂。長い、長いテーブルを、びっしりと取り囲んだ椅子。
食事をするには、お隣との間隔が狭すぎると思いますが(^^;) 、
ここにどんなお料理が並んだんでしょうね?

ところで、先ほどの大広間にも、この大食堂にも、ある動物が…

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なんでしょうね?このブタ。
もしかして、ナポレオン三世が豚好きだった?
いいえ、そうじゃないようです。

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こちらガラスのピラミッドの写真なんですが、
右側に、何か尖ったものが写っているのがおわかりでしょうか?
これを作ったのは、Wim Delvoye(ウィム・デルヴォイ)というベルギーの芸術家で、
この作品のタイトルは、『坐薬』。
これからもわかるように、このアーティストは社会に対して挑戦的で風刺的。
かなりスキャンダラスなアーティストのようです。

それがなぜかルーヴルの、しかもナポレオン三世の居室の回りに、多数の作品が展示されていました。

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これは宮殿でしょうか?すごく繊細で、しばらく見惚れてしまいました。

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こちらは、『TWISTED DUMP TRUCK』というタイトル。
ねじれたダンプカーが何を意味してるのかはわかりませんが、これも繊細な細工です。

で、そのウィム・デルヴォイがとても豚好きなんだとか。
本物の豚にタトゥーを入れたりしたこともあったそうなので、
この豚の模様は、タトゥーの代わりなのかしら。

さて、次の予定もあるので、そろそろルーヴルを後にします。
最後に見たのは、『逆さピラミッド』。

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結婚式らしいカップルが、『逆さピラミッド』の前で写真を撮る[カメラ]ところでした。

お幸せに~[揺れるハート]

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