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ロワール地方の3つの古城巡り③/現地オプショナルツアー (My Bus 社)  [旅行メモ(パリ)]

本日最後の目的地、ユネスコの世界文化遺産にも指定されている、シャンボール城です。

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シャンボール城は、1519年、弱冠24歳のフランソワ1世によって建設されました。
426もの部屋を擁するこの大きな城が、狩猟用の離宮だというのですから驚きですね。
もっとも、そのフランソワ1世が32年間の統治生活でシャンボール城で過ごした日数は、わずか72日。
彼は城の完成を見ることなくこの世を去りました。
1547年に死去するまでに出来上がっていたのは主塔と王室の塔のみで、
シャンボール城を現在の姿に整えたのは、息子のアンリ2世とルイ14世のふたりでした。

それでは、お城の中に入ります。

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ところで。
実はこのツアーのガイドさん、お話がイマイチなんです。
もちろん、外国の方がこのかなり難しい説明を日本語でするというだけで尊敬に値するのですが、
なんというか、歴史の教科書の棒読みという感じで、ちょっと退屈。授業じゃないんだから(^^;)
しかも、話が長い[あせあせ(飛び散る汗)]
どこへ行っても、入口を入ったところで延々と説明が始まり、見学時間が少なくなるほど。
こういうのって、相性もありますからね~。単に、私とは合わなかっただけかも。

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王の居室。
ルイ14世がかかわっているせいか、このへんの感じはヴェルサイユ宮殿に似ていますね。

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王妃の居室。
私、この部屋好きです~。ブルーと白が爽やかで、気品があります(^^)
この部屋には、ルイ14世の王妃、マリー・テレーズ、
次にマントノン夫人が住んでいました。

さて、このシャンボール城で一番有名なのがこれ。

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上る人と下る人がすれ違うことのないように設計された二重のらせん階段は、
レオナルド・ダ・ヴィンチが考案したと言われています。

そのらせん階段を上って、3階の大広間へ。
そして天井を見上げると・・・

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その彫刻には、フランソワ1世の王室文字である『F』と、
火に棲むという伝説の生き物、サラマンダーが見えます。

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ドアに装飾されたサラマンダー。
シャンボール城の随所に見られるサラマンダーは、
『聖なる炎を養い、悪の炎を駆逐する』という、王室の格言を象徴するものだそうです。

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これって、バベルの塔でしょうか?シャンボール城とどういう関係が???
こういった絵が何点も飾られていましたが、例のガイドさんも何の説明もしてくれなかったし、
パンフレットにも何も書かれていなかったので、いまだによくわかりません(^^;)

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このお城、テラスにもらせん階段がありました~。
らせん階段って、優美だけど目が回りそうだなぁ(笑)

これでツアーはお終いです。
バスでパリへ戻り、マイ・バス社の前で解散しました。
そのあとメトロでホテルに戻るのですが、そこでちょっとした事件があったので、それは次回に。

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コメント 10

ma2ma2

バベルの塔はバビロニアに作られたもので、フランスとどんな関係なのでしょうか?
確かに不思議ですね(^^)
by ma2ma2 (2014-06-10 07:50) 

YAP

上下それぞれに移動する人がすれ違うことのない螺旋階段っておもしろいですね。
ショッピングセンターの立体駐車場で、そういう動線になっているところがありますが、同じような構造なんだろうと想像します。
「ちょっとした事件」ってなんでしょう?
気になります。
by YAP (2014-06-10 08:12) 

kuwachan

お部屋の内装とかはよく覚えていないのですが(^^ゞ
この螺旋階段はよく覚えています。
テラスにもあったのですね。これは気が付いてなかったような気がします。
狩猟用の離宮がこれですから、一般庶民では到底考えらえません(笑)


by kuwachan (2014-06-10 12:56) 

sheri

ダヴィンチのらせん階段、どんな構造になっているのでしょう?
気になります。

それにしても、造った本人があまり住んでないって、欧州のお城でよく聞きますね。
なんかもったいない気がしますが、それだけ歴史があるってことなんでしょうね。
by sheri (2014-06-10 13:55) 

ナツパパ

王様行啓となると、多くのお付きが一緒だったのでしょうね。
その人たちを収容するには400室が必要だったのかなあ。
ヨーロッパの王様は派手ですねえ。
by ナツパパ (2014-06-11 05:47) 

ちょろっとぶぅ

素敵な古城ですね。
らせん階段、好きっ☆
目が回っても、上るよんw(^∞^)w
by ちょろっとぶぅ (2014-06-11 08:20) 

aloha

ryo1216さま
nice!ありがとうございました。

やってみよう♪さま
nice!ありがとうございました。

りんこうさま
nice!ありがとうございました。

獏さま
nice!ありがとうございました。

tochiさま
nice!ありがとうございました。

ma2ma2さま
もしかしたら常設ではなくて、一時的な展示だったかも知れないです。
こういった施設の一部を、美術館のように使う例があるみたいなので。

YAPさま
なるほど、立体駐車場のスロープに使うというのはアリですね!
狭いスロープですれ違うのに苦労したことがありますから、
この構造だと便利そうです(^^)

citronさま
nice!ありがとうございました。

nikiさま
nice!ありがとうございました。

kuwachanさま
このらせん階段、有名ですものね(^^;)
実は私もお部屋の記憶はあまりなくて、あとで写真を見て、
ああ、こんなだったな~、と思ったんです(笑)
by aloha (2014-06-11 13:01) 

aloha

rafflesさま
nice!ありがとうございました。

夢の狩人さま
nice!ありがとうございました。

(。・_・。)2kさま
nice!ありがとうございました。

げいなうさま
nice!ありがとうございました。

tamannugaraさま
nice!ありがとうございました。

siroyagi2さま
nice!ありがとうございました。

sheriさま
構造自体はわりとシンプルだと思いますよ。
要は、位置をずらして、らせん階段を二つ付けちゃった、という感じで、
発想が新しかったのではないでしょうか。

お城の建設は長くかかりそうですからね~。
本人が生きているうちに間に合わないというのは本末転倒ですね(^^;)

ナツパパさま
そうか、お付きの人の人数がすごかったんですね!
そう言われれば、この部屋数でも納得です。
それにしても、動物が可哀相で、『狩猟』というのは好きになれないです(^^;)

ちょろっとぶうさま
たしかに普通のかいだんよりも、らせん階段のほうが面白いですよね。
でも、ノートルダム寺院のらせん階段は、本当に目が回りましたよ(笑)

SWEETさま
nice!ありがとうございました。

Amyさま
nice!ありがとうございました。
by aloha (2014-06-11 13:15) 

ふにゃいの

らせん階段のぞいてみたいです^^
青と白の部屋は、ちょっと
ウェッジウッドブルーを思い浮かべました。
by ふにゃいの (2014-06-11 22:48) 

aloha

poohさま
nice!ありがとうございました。

tedさま
nice!ありがとうございました。

ふにゃいのさま
あっ、ホントだ!これはウェッジウッドですね~(笑)
特に、ベッドのところがジャスパー・シリーズですね!

ネオ・アッキーさま
nice!ありがとうございました。

ぼんぼちぼちさま
nice!ありがとうございました。
by aloha (2014-06-12 13:38) 

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