ウォルドルフ・アストリア(アメリカ・ニューヨーク) [HOTEL REPORT]
国連に近いこともあり、各国の要人や大統領も宿泊する由緒あるホテルです。
エディ・マーフィーの映画「星の王子ニューヨークへ行く」では、父親である国王が滞在している
という設定でした。
そんなホテルに1泊¥22,600という金額(なんと60%OFF!)で泊まれたのは、
9.11テロの直後の12月だったからです。
離れてしまった観光客を取り戻そうとしたバーゲン価格なので、
部屋は最低のカテゴリーだったと思います。
チェックインのさい、最初は「広いツイン」と言われたのに、「Smoking Roomを」と言ったら
狭いシングルになってしまいました。(禁煙しようと思うのはこんな時です...)
さすがにロビーなどは豪華絢爛ですが、建物の古さは否めず、
窓を開けたら閉まらなくなってしまったほど。
ベル・ボーイのおじさんと二人がかりで、うんうん言って閉めました。
朝食はルームサービスでフレンチ・トーストを頼みました。
日本円にして約¥3,400
(18$+州税8.25%+サービスチャージ15%+カバーチャージ4$で約27$)
カバーチャージとは席料のようなものだと思いますが、
「自分の部屋で食べるのに、席料取るんかい?!」とツッこみたくなりませんか?(笑)
おまけにたいして美味しくなので、翌日からは外に出て、ベーグルなどを食べました。
あまり良い印象はなかったホテルですが、その頃はクリスマスシーズンだったので、
夜になってロビーにおりると、タキシードやドレスで盛装した人たちでいっぱいです。
場違いという感じでそばにも寄れませんが、きらびやかなシーンを目の前で見られて
いい思い出になりました。
NYのホテルは高いと聞きますが、本当ですね。
ルームサービスで席料をとられるとは驚きです。良い勉強になりました。
by (2006-04-16 11:17)